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色々やってる(il`・ω・´;)ヘタレ日記
ネトゲ活動日記。たまにネガティブ志向な心の中も覗けます(/ω\)
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小説を呼んでくれていた方々へ
自分の持ちキャラ
夢世界でのストーリークエを攻略しつつ
独自の設定で味付けをし
更にプレイ状況によってマルチ展開が変化する小説を
ほそぼそと(むしろ公式より先に)書き始めたわけですが
あまりのマルチぶりに
書いている本人が暴走(il`・ω・´;)
続けるのが困難になり
更新を凍結……のつもりが勢いあまって
ブログ閉鎖してしまったので
今回は数少ない読者様の為の「ネタばらしコーナー」です

現状、手元には紙切れのようなメモ紙くらぃしかありませんが
その辺を曝していきたいと思います



と、いうことで、本日の記事は
小説呼んでない人には
さっぱりなネタですのでご注意くだサィ
。゜(゜ノ∀`゜)゜。アヒャヒャ





ちなみに長ぃょ(´Д`|||)








とりあえずは各キャラの設定から出してこうかの(〃´ω`〃)


アルシーユは黒騎士。
出身はドリーム大陸ではないスラム街で
家族を養うために出稼ぎ(賞金稼ぎ)をやってる。
本人は気づいてないけど戦闘中にスイッチ入ると鬼人化。
緒時と初めて会った時もその状態だったので本人的にあんまり記憶がないのだが、助けられたというのはぼんやり判ってるらしい。
普段はその場の成り行きに身を任せるタイプで、何事も無意識に楽しむ傾向がある。
6人兄弟の長男。



アルベラは孤高の竜騎士。
病気の母と4人の弟妹と暮らしていたが
一番上の兄からの仕送りだけでは到底間に合わないため、自らも出稼ぎに行くことになる。
途中、膨大な報酬金の依頼を引き受け、現地に行ったまま消息不明となる。
(実は任務に失敗し、洗脳されて利用されてしまっている)
…気づかれましたか?
はぃ、兄とはアルシーユの事なんでございます。ただ、この件はお兄ちゃん知りません。
そして洗脳されているとはいえ兄ちゃんの腹に鉄棒をブッ刺してしまう妹((((;゚;Д;゚;))))
洗脳が解けた時、どぅなってしまうのか非常にドキドキ(〃゚Д゚〃)




リーアンナは猛攻の槍星。
とある領主の愛娘。正義感が強く、自分の道徳に合わない事をとことん嫌う。
(お嬢様とは思えないほどの男前キャラ)
たまたま会った槍星に弟子入りし、同じ道を目指して日々鍛錬している。
今回は親の反対を押し切って修行の旅へ。途中で友人である緒時となかば強引に再会を果たす。
緒時の「旅の理由」に何となく気が付いているが敢えて口を出さないものの、明らかに間違っている時などは容赦なく鉄槌を下すなど実に仲間思いな人物。



リーウォンは重戦士で
リーアンナとは兄妹弟子にあたる。
師匠の技に感銘しているリーに対し、ウォンは生き方を学ぼうと弟子入りした。
年が近い事もあってよくリーとひとまとめにされる事をお互いに不服に感じていたようだ。
寡黙な人で任務などには私情に左右されない。状況と場合によってはリーとも協力態勢に入れるだけの器をもつ。(大方 師匠のお願いだったりするのだが本人的にはできるだけリーとは関わりたくないハズ)
相性は悪くともリーの実力は認めており、この二人のダック(バトルダンス)は師匠や兄弟子たちからも一目置かれている。



緒時は類稀なる魔術の達人。
幼少の頃より幾つもの術を使いこなすが、土地との相性などで途端にまったく使えない人になる。
閉鎖的な国の第12皇子で本名は「和々(わか)」
この国独自の制度「おとき」により、皇子の立場を自ら降り、謀反という形で出国。
(「おとき」は役職名に近い。この国には何人かの「おとき」がおり、国民からは誇りに思われるが貴族からは蔑まれるという理解しがたい役目)
緒時にとって今の旅はこの制度を終わらせる方法を探すためのもの。そのためならば命を賭すことも厭わないと思っている。



乙稀も緒時同様魔術の人。
ただし、彼女が扱うのは攻撃というよりは撹乱(相手の動きを止めたりなど)に近い。
緒時とは異母兄妹。本名は「良花(りょうか)」
緒時と違い、侍女であった母が王である父に見染められたものの、正妻たちに疎まれ、まだ乙稀がお腹にいる状態でスラム街に追放されたため、幼少時代は過酷な生活を余儀なくされていた。
その後の母の生活を見てきたせいか異性をあまり快く思っていない。
例外は父と一番近い兄の緒時だけである。
緒時が自分の命をかけて制度廃止に動き出したのを知って、追随。
彼女の願いは緒時が国を治める事であり、そのためには国へ連れ戻さねばならないと考えており、結果的に緒時と敵対することになる。
余談ではあるが、アルたちと同じスラム街育ちである。残念ながら面識はない。

「おとき」制度に関しては別途説明。



クリスティア
世界の動きを先見すると噂される嘆きの砂漠出身の占術士。
現在は星空の都の地下に幽閉されている。
(幽閉した人物はアルベラを洗脳した人物と同一)
幽閉されていてもなお力の具現化をするなど、噂以上の実力の持ち主だが、その姿は若くして老婆となっている。
実はまだ小説には未登場。
小説冒頭から姿を見せているのは彼女の力の具現化したものに意識を移した人形である。
(キャラでいうところの乙女シリーズ)



諒和は緒時と同じ国の出身。
国王の命により隠密に2人の「おとき」を見守る役目を仰せつかっている。
しかし、本人的には何かのついで程度にしか手助けするつもりはない。王の命で堂々と国を出れる利点を利用し、己の鍛錬を謀る。クリスとは意識の中でのみ交流を持つ。
生と死を司る神官だけに、その力は上記メンツの中では最年少ながら物事の捉え方は大人顔負けである。




どぅっすかね~
メモ書きだけでも結構ネタ入ってます……よね??
初公開的ネタ満載でお送りしましたが
私的ニヤリとしたのはメインのひとりであるクリスがまだ未登場ってトコですが
登場してない事に気がついた人はいないと思う!w







さてオリジナルネタの中でも説明しなきゃさっぱりなのが
緒時さんが廃止しようとしている制度ですな
こればっかりは私もよく判ってなぃ…Σ(゚Д゚ノ)ノ
一応表には出ない文章として緒時が緒時になった経緯をかる~く書いてるので
それを載せておこうかと(/ω\)



§十字架を背負うモノ§


 定められた人生。
 その命が確認された瞬間から他者に支配される運命があるのをあなたは信じられるだろうか。
 我が国はどちらかというと内向的で、外部との接触を極端に避ける。
 政治的圧迫によるやむなき親睦会などには参加するものの、自主的に他国と交流を深めようとはしない国だ。
 それ故なのかもしれないが、傍から見れば気がふれているのではないかと疑われてもおかしくない制度がある。
 主君を神と崇め、傍に居るを良しとする世の中において、民にとっての最大限の幸福、しかし貴族以上にとっては暗黙の降格とされるそれは自らの意思で選ぶことも放棄することも出来ない「人間性を否定する」制度である。
 この国の主君には多くの子供達がいる。
 僕もまたその中の一人だ。順番的には12番目となる。継承権を狙うには十分な位置にいた。
「この制度はおかしい」
 それが最近の僕の口癖だ。どこにいてもそう呟く僕を、妹はたしなめるように見上げて沈黙で抗議する。
 頭の良い妹だ。僕は何人もいる妹の中で、年も近く感性も似ているこの妹をかなり気に入っていた。難点といえば、彼女があまり喋らないと言う事だろうか。
 だが、感情がないわけではない。意思表現がないわけでもない。
 けして人形ではないのだが、如何せん周りの大人は彼女を感情表現の出来ない子供と決め付ける傾向がある。
 そんな大人が決めたからなのか、そんな大人が崇拝する神のお告げだからなのか。
 この国には本当に変な制度が設けられていた。
 主君は神の代行者である。故にその元に集まる者は神の御使いとされ、選ばれし者でなければならない。
 選ばれし者に拒否の権利はなく、生涯を主君の元で過ごす。
 問題はその選ばれ方、だ。
 主に選ばれる時期は幼少、しかもその時点では「御使い」としてではなく「候補者」として参城するのだが、選ばれるのは何故か一般民の子供なのだ。
 選ばれた子供は親元を離れ、戸籍を抹消される。「人」であることを捨て、神の使いとして生まれ変わるのだ。
 それでも「候補者」と呼ばれる以上、必ずしも選ばれるわけではない。
 適正を時間をかけて調べられ、合か否かが判明する頃にはそれなりの月日が流れている。つまり、合であれ、否であれ「人」として生きることはすでに出来ない状態になっているという訳だ。
 この「御使い」に選ばれた瞬間に初めて主君より名をもらい、そこに存在することを許される。
 ただし…これは僕の憶測だが、すでに幼少の頃から洗脳されている彼らに「反逆」という言葉は存在せず、ただ従順な主君を守る「力」として利用されるだけのモノである。
 そして彼らが総じて呼ばれる名が「おとき」である。これはすでに名ではなく称号なのではないかと僕は思った。
 先日、まだなりたての「おとき」が主君の元から姿を消した。
 大人たちは「天命に全うした」と言っていた。つまり、死んだのだ。
 無理矢理親元から離され、人としての権利を剥奪され、ただ主君の為だけに生きるモノを作る制度。
 こんなものはあってはならないと思った。
 だが、制度をなくす為にはそれなりの「力」がいる。そして「おとき」の謎を調べる必要がある。
 まだ子供の僕にその「力」はない。だが、子供だからこそ出来るコトもあるはずだ。
 たとえば「おとき」に選ばれる…とか。
「にぃ様」
 傍にいた妹が心配そうに見上げていた。僕の考えている事がわかったのだろうか。珍しく声を出して僕を呼んだ。
 右腕にしがみつく妹の頭を撫でると、妹は更に強くしがみついてきた。
 無垢な子供を利用する大人が許せなかった。
 たとえ謀反といわれようともこの制度を打破しなければいけないと思った。
 そもそも「御使い」には相当な術力があり、それを制御する為に「おとき」という足枷が生まれたのだと思う。
 つまり、それだけの術力が備わってなければならない。
 そして、世間的には「おとき」になる事が誉れだという刷り込みと皇族貴族間では身内から出たら恥と考えている傾向の類似点からして、この制度が人の手によるものであると認識した。
 そう、自分の手を汚したくないという上級階級が目論んだ制度だという事だ。
 現在いる「おとき」の中でも古株である「音季」はかなりの高齢で、今は主君の部屋から一歩も出ることはない。また現在の主力といわれる「小鴇」と「御辰」は常に主君の命で走り回っている。紅一点の「緒朱鷺」は主君がいる城の地下で一人この国の防壁と化しているらしい。
 僕はまず、大人の目があまり向かない彼女の元に訪れた。
 城の地下道は術によって封じられていたが、その程度のものは僕でも容易に解除できた。伊達に魔道書を愛読していない。
 念のため元に戻してから奥へ向かう。
 入口まではまともだった道も、奥に進むにつれて岩段のようになり、最終的には道とらしき道もない洞窟のような空間に出た。しかし、光と呼べるものがないにも関らず全体を照らすのは……もしかしたら緒朱鷺の力なのかもしれない。
「どうしました、若様?」
 声が響き渡った。まだ若い女性の声だ。
「緒朱鷺?」
 問いかけると肯定するかのように照らされている空間がさらに明るくなった。
「どこにいるの?」
「奥に。危ないので若様はきてはなりません」
「じゃぁ、ここで話す。それならいい?」
「……わたくしに拒否権はありませんわ、若様」
「嫌なら嫌だって言ってもらっていいよ」
「未来の主君にそのようなこと申せません」
「決まったわけでもないのに?」
「決まっていないからこそです」
 彼女の言い分は今ひとつわからなかったが話はしてもらえるようだ。
 それから僕は毎日のように彼女の元に通った。
 色々話をする中で「おとき」の選抜制が少しずつ明らかになっていった。




 選ばれた子供達は「皆無の間」という所に収容されるらしい。
 読んで字のごとく何もない空間でただひたすらに時間を過ごす。
 これといってキツイ修行をするわけでも実験的な何かをする訳ではない。
 では何をするのか。
「神の声を待つのです」
「神の声?」
「導きを教えてくださるのです」
 その声を聞き入れ、応えることができた者のみが「おとき」として認められるのだと。
 だが、よく考えてみれば何もない空間で過ごす日々は苦痛以外の何ものでもない。人間が持つ五感の殆どを使わないとなれば、退化こそすれ人以上の存在になれるなど誰が想像できるだろうか。
「それは人というしがらみに囚われているからそう思うのです」
「それはつまり《おとき》は人ではないと?」
「人という枠を捨て、主君に忠誠を誓った者です」
「緒朱鷺はそれでいいの?」
「それこそがわたくしの願いですから」
 人という枠を捨て、主君という枷を手に入れる。
 僕にはそう聞こえた。
 人として生きる事と引き換えに手に入れた力は、自分の為でなく主君の為に使われる。
 彼女達はそれに満足している。
 だが、本当にそれでいいのか?
 誰かの犠牲の上で成り立つ主君を神と崇めるこの国は間違ってはいないだろうか。


 異変は少しずつ、しかし確実に起こっていた。
懐いていた妹が傍からいなくなり、魔道書を通じて色々な術を試すうちに自分の体力がどんどん衰えているのを感じた。
(力が欲しい)
 知らないうちにそう思うようになった。
 術に耐えられるだけの力。国を守るための力。……彼女たちを護る力。
 すべてにおいて力が欲しい。
「若様……強欲になってはなりません。貪欲に求めれば渇きを覚えるだけです」
 いつしか良き相談者となっていた緒朱鷺の言葉でさえ聞き入れることができなくなっていた。
「妹君の元へお戻りください」
 それが緒朱鷺なりの最終ブレーキだったのかもしれない。
 ただ、その時の僕は何も告げず姿を消した妹の事よりも彼女の傍を選んだ。
 今思えば、これが僕の初恋で初めて無我夢中という想いを知った瞬間だったのだろう。
 この想いが引き金になるなんて気づきもしないで。


 1日の殆どを彼女の傍で過ごすようになり、同時に彼女の衰退が目に見えて判るようになってきた。
 大丈夫かと聞いても「務めである」と言うだけで彼女はその真意を見せようとはしなかった。
 そんな彼女に惹かれ、姿を見たいと思うのは自然なことだと思っていた。
 彼女は「奥」に行くことを「危ない」からと言っていた。それは初めてここに訪れた時の僕がまだ幼かったからなのだろう。あれからだいぶ時が経ち、もう後数年で成人を迎える年頃となった今、彼女の言う「危ない」に自分は当てはまらないだろうと勝手に思っていた。
 だからその日、僕は奥へ足を踏み入れることにした。
 何もない洞窟のような空間。
 奥に行けば行くほど照らす力は弱まっている。
「若様……来てはいけませんッ」
 必死に止めようとする彼女の言葉を振り切るように夢中で奥に進んだ。
「来ては……だめ……」
 初めて彼女の感情がこもった声を聞いたような気がした。
 いつもの落ち着いた声が焦るような怯えるような、人間らしい感情が含まれている事に僕は歓喜していた。
 人という枠を捨てているはずの「おとき」にも感情がある。
 その事実が嬉しかったのだ。
 だが、最奥に着いてその思いは一気に沈下する。
「……緒朱鷺……?」
 彼女はいた。
 長い髪は先の見えない河を連想させた。
 僅かに灯る蝋燭の炎がぼんやりと彼女の全身を照らしている。しなやかな裸体を包む布は薄汚れ、綻んでいる。
 そして彼女の両腕と足は……岩の中に埋もれていた。
 まるでそこに縛りつけるかのように。
「何てことだ…」
 彼女は人柱としてここにいたのだ。
 逃げることも何をすることも許されず、ただひたすらにこの国と主君を守る為だけに存在させられている!
「若様! お気を確かに!!」
 彼女が涙ながらに訴えてきた。
 だがその涙さえ、火に注ぐ油となった。
(人の命をなんだと……)
 すべてが憎く思えた。人を人と思わぬ行為。
 その上に立つ主君。それが当り前となっている国。そしてそれを受け入れる彼女達ですら。
 駄目だ。こんなことが許されていいはずがない!
(力が欲しい! すべてを変える力が!!)
「若様!!!」
 何かがぷつりと切れた気がした。
 真っ白な視界の中で、音もなく、自分以外の何も存在しない空間に突然放り出された、ような気がした。
 声のような、意思のような、何と呼んだらいいかわからないモノが自分の中に侵食してくるようだった。
 瞬間、湧き上がる高揚感!
「若…様…」
 緒朱鷺の声に我に返る。
 不意に見た両手。
 今までにない何かを感じる……。
 そして。
 ぐったりとした緒朱鷺の姿が目に入った。
「緒朱鷺?!」
 荒い息をしながら彼女が顔を上げる。
「どうか……自由に……」
 そして彼女はがっくりと力が抜け、そのまま動かなくなった。
 逝ってしまったのだ。
 その事実に気がつくまで時間がかかった。
 何が、一体どうして?!
「まさかこのような事が立て続けに起こるとは……」
 声のした方を振り返ると、そこには主君である父が立っていた。
 主君は平均的な同年代の男性よりも大柄でがっしりとしていた。
 自らも戦に参戦する勢いのある人なだけに普段からも鍛えているからだろう。
 たまに現れては幼い妹弟たちを持ち上げたりと子煩悩なところもある。
 子供達の前ではとても優しい父親であった。だが、今目の前にいるこの人は紛れもなく一国の主の顔をしている。
「立て続け?」
 僕の問いには答えず、主君はゆっくりとした歩調で緒朱鷺であったモノに近づいた。
「すべてを奪ったのだな、お前が」
 どちらに対してでもなく主君が呟いた。
 ゆっくりと緒朱鷺の頬に手を沿え、黙祷と共に「ご苦労であった」とその唇が動いた。
 その時、この制度が主君の手ですらどうしようも出来ない所まで来ているのを悟った。たとえ主君が望んだとしてもこの制度は廃止できない。
 そして。
 僕が人として生きるべき時間を緒朱鷺が結果的に奪い取ってしまった事。
 緒朱鷺の「おとき」としての力をすべて僕が奪い取る形で継承してしまった事も。
 継承が命にかかわり、そして維持しなければ国が危うい力。
 この化け物のような力を制御する苦肉の策が「おとき」という訳だ。国(民)を守るか一人の人生を護るか。主君として守らねばならないのは明白だ。
「お前は、どうしたい?」
 主君が、国の王ではなく父として問いかける。
「僕は……」
 緒朱鷺が言った言葉を思い出す。遺言となった言葉を。
「彼女の遺志を継ぎます」
「そうか」
 父は何も言わなかった。
 どんな理由であれ爆弾をその身に宿した息子を、父はどう思っただろうか。
「ただ、我儘が許されるのなら…彼女の名を一字当てたものをいただきたいと」
「わかった」
 父はそのまま背を向けた。
 息子への言葉も「おとき」へとしての言葉もなかった。
 主君と入れ違いに黒服の男達が彼女の遺体を回収しにきた。まさに回収という言葉が一番合っていた。
 呆然と立ち尽くす中で、何番目か忘れたが兄のひとりが野次馬のように様子を見に来ていた。
「ミイラ取りがミイラになったな」
 嘲りを含んだ声で言われた。「ご愁傷様」と言い残し、兄はそそくさとその場を後にした。まるでここが汚らわしい場所だとでも言わんばかりだった。
 誰もいなくなって僕は初めて自分が泣いている事に気づいた。
 こんな形で「おとき」になるとは思わなかった。異例の事であったとしてもこんな形で「おとき」になるなど誰が想像できただろう。
 それでも、湧き上がる力の濃さに少なからず高揚している自分を認識した。
 同時に、この国を守るためにはやはりこの制度は廃止しなければならないと思った。
 主君に出来ないのなら別の方法を探すまでだ。
 僕は新たな意志をそこに見出した。

 
 後から聞いた話では、あそこにいち早く父が到着したのは妹の計らいがあったようだ。
 確かに、誰よりも早く主君があそこに来ること自体なかなかありえる話ではない。
 僅かな間でも2人きりになる時間があってよかったと思う。
 そして主君は僕の我儘を内密に聞き入れてくれた。僕はその瞬間から皇族第12皇子から「緒時」となった。

   
 どうか自由に。
 彼女はそう言った。
 それはつまり「おとき」というレール状の上でもなお自らの意志を尊重しろということなのだろう。
 出来ないことではないと彼女は背中を押してくれたのだ。
 
 ならば僕は。
 その意志を継いで「緒時」としてこの制度を終わらせよう。
 そしてできるのなら、「おとき」の力を集約して自分の中に封じ、この無謀すぎる罪を浄化できれば・・・。




          

☆・☆・☆・☆・☆・☆・☆・☆・☆・☆・☆・☆・☆・☆・☆・☆・☆・☆・☆・☆・☆

こんな感じ(´・ω・`)

「おとき」というのは実は本来ヒトの手に渡ってはならない力なんですね。
それを初代王の側近である大賢者が制御してしまうという奇跡を起こしたものの、それを継ぐ者がおらず、苦肉の策として出来上がったのがこの制度なわけです。
ヒトの体を器として力を利用しますが、器が消えれば力は一旦「皆無の間」に戻り、集められた「候補者」の中から新たな器を探す訳です。
緒時や乙稀のように直接継承するのはホントに稀で
うまく合えばいいですけど合わなかった場合、容赦なく器の寿命を縮めてしまうのです。
ちなみに継承は乙稀の方が先です。
冒頭で若いおときが死んだと言ってますが、それが乙稀が受け継いだ人だったりするのですねー
いやはや恐ろしい(/ω\)







いかがでしたでしょうかwww
メモ紙程度でもこんだけありました(il`・ω・´;)
ないだろうけど質問あればコメってもらえれば返答します



しかし壮大なスケールで出口の見えない旅を書くって
すげぇ疲れるょねー(言っちゃったょ)













この記事に対するコメント
No title
>縞さんへ

ぐはっ 2日も貴重なお時間をいただいて…
ありがとぅござぃます(/ω\)

設定は時間がかかれば掛かるほど
濃ゆくなっていくので
いつも大変なコトになるとです(´・ω・`)
しかも毎回辻妻合わせに奮闘するので
微調整がシャレになりません(ノ∀`)


つ…続き…
短編とかなら何とかできるかもしれないですねぇw
頑張ってみます^^v
【2009/07/04 21:42】 URL | OTOKI #- [ 編集]

(・∀・);
全部呼んだじぇい(2日かけて…

なかなか奥が深いくて面白いですね!
ここまで設定してあったなんてステキです。゚+.(*′∀`*)。゚+.
乙さんの負担にならない程度で、続きをお願いしますね^w^

楽しみに待ってま~す(*゚Ω゚*)♪
【2009/07/04 13:36】 URL | 縞 #- [ 編集]


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ごきげんよぅw

OTOKI

Author:OTOKI
どこに沸点があるか
本人も判っておらず
よく暴走します。
今日もあちこち潜伏中(/ω\)

キャラは多すぎて
紹介しきれません(´Д`|||)



今日の戯言



ありがたぃ啓示

いつもコメありがとです^^



★冒険しているキャラ★

夢世界コスモ鯖

ChrisCrys_20100627153757.jpg
Cryschris
総勢32名。
入れ替わり立ち替わり活動中
◎他にも色んなゲームに
顔出してますが
キャラは記事で確認してね☆



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